黄色いカウボーイハットをがぶる理由
平成19年4月の高槻市議会議員選挙で私は初当選しましたが、同時に行われた高槻市長選挙では、私が応援していた候補者の方が、僅差で敗れました。その方の得票率は約49%だったので本当に僅差です。
投票日の夜、その候補者の方の事務所で、他の支援者の方と共に、ケーブルテレビで開票の状況を見守っていました。すると、相手候補の事務所が映され、当選を祝う万歳三唱が・・・こちらは敗れてしまったわけです。
そして相手候補の選対本部長がマイクを握り、「黄色い帽子を高槻から追い出しました!」といったようなことを声高らかに叫びました。私が応援していた候補者の方は、スタッフと共に、黄色いカウボーイハットをかぶって、選挙戦を戦ったのですが、この黄色いカウボーイハットの集団を、自分達のまちから追い出したという気持ちだったのでしょう。
その選対本部長の言葉を聞いて、私は、いくら選挙で戦った相手とはいえ、同じ高槻市民なのに、そこまで言うことはないだろうと、カチンときました。市長選では敗れたが、俺は市議に当選したぞ。俺が黄色いカウボーイハットをかぶり続けて、追い出されてなどいないということを見せ続けてやる。そう決意して、自分の選挙ではかぶっていなかった黄色いカウボーイハットを、平成19年4月25日の駅立ちからかぶり始めました。
道行く若者には嘲笑され、支持者の方からも格好悪いからかぶるな等と言われるのですが、意地でかぶり続けています。いやむしろ、ワンピースの麦わらのルフィ―が麦わら帽子をかぶるくらい、誇りをもって、黄色いカウボーイハットをかぶっています。